東京の弁護士に契約書の相談をする場合

2019/06/19 コラム
弁護士

こんにちは。親和法律事務所の齊藤宏和です。

今日は、契約書のチェックや作成を、弁護士に依頼する場合の費用などについて、お話したいと思います。

費用

皆さんが契約書のチェックや作成をご依頼される場合、まず気になるのは、費用かと思います。

費用については、事務所ごとに自由に決められることになっているので、一概に〇万円ですという言い方はできません。

ただ、東京の多くの事務所が採用しているのは、タイムチャージではないでしょうか。すなわち、チェックや作成に要する時間に応じて、1時間当たり〇万円という費用が必要となってきます。

1時間当たりの単価についても、事務所や弁護士によって変わりますが、2万円から4万円の間が多い印象です。

また、顧問契約を結ばれている場合には、顧問契約の範囲内で対応したり、定価より安く対応したりといったこともありますので、そのあたりは、顧問契約を結んでいる弁護士にご確認いただければと思います。

チェックか作成か

契約書のチェック・作成がタイムチャージで行われる場合には、契約書を一から作成するより、既にある程度出来上がっている契約書のチェックの方が、費用としては安くなる傾向があります。

ただし、取引形態が特殊であったり、特別な事情がある場合には、インターネット上で拾えるサンプルやひな型を使ってしまうと、逆に修正が多くなり、時間がかかることもあるため、ご注意ください。

AIチェック

ところで、最近、契約書のチェックにおいても、AI技術の活用がなされています。

AIを利用することで、チェックの時間を短縮することができますので、ご依頼者にとっても大変メリットがあると考えております。

弊所でも、AIチェックを導入しております。

ただし、実際に使ってみての感想ですが、AIチェックでは、必要な条項の抜けや漏れがないかの確認については、素晴らしい性能を発揮しますが、取引ごとの事情に応じた条項の作成や提案といった重要な部分については、AIでは対応できませんので、やはり、その部分については、弁護士の能力が必要となってきます。

債権法改正

来年には改正された民法(債権法)が施行されることもあり、契約書の改訂・見直しも必要となってきます。

是非一度、親和法律事務所にご相談ください。